この手のひらに

君と初めて会った日を 思い出そうとしてみる
君と一緒に見た景色を 思い出そうとしてみる
君の感触を 思い出そうとしてみる
最後に見た君を 思い出そうとしてみる
耕して柔らかくなった土に 種を蒔こう
ひんやりした土で 両手を満たそう
さらさら さらさら
日々を愛でよう

君と初めて会った日を 思い出そうとしてみる
君と一緒に見た景色を 思い出そうとしてみる
君の感触を 思い出そうとしてみる
最後に見た君を 思い出そうとしてみる
耕して柔らかくなった土に 種を蒔こう
ひんやりした土で 両手を満たそう
さらさら さらさら
日々を愛でよう
記憶
自分のものではない
でも
人ごとではない
その上にあるこの国の形
私が知るいま
もし
もしも…
とりかえせない
とりかえられない記憶
だけど、
それがなんだったのかは
まだ
共有されず、いま
繰り返される悲劇を
四角い画面の中に眺めて
いま
傷口をさらしてくれる
直接語りかけてくれるまなざしがある
いまのうちだからできるなにかを
いま
どうか忘れないで
生きたことを
死んだことを
自分のことのように
地上の誰のことも
生活が一変することが
おこるかも
おこらないかも
どっちがいい?
わからない
決めるのは私じゃない
どっちでもいいから
はやくはっきりしてほしい
ぐずぐず
うずうず
うずうず
ぐずぐず
待つのが楽しいのは
来るのがわかってる時だけ
今のは
宙ぶらりんは
忘れていようとしても
いつもの自分ではいられなくって
こまる
ちょっと通らないまにすっかり様子が変わってた
時のスピードが増している
私の方が早かったのに
もう若くないね・・・
あれ?
そうじゃない
角を通り過ぎてただけだった
ちょっと通らないまにすっかり忘れてしまってた
変わっていたのは私の方
道は変わらずそこにあったのに
どっちみち年だね・・・
部屋に絵が欲しいと思っていた時だった
その絵に出会ったとき
今まで知らなかった感触と
よく知っているような親しみを感じた
これから長いつきあいになる大切な1枚だ
もっといろんな絵を見てみよう
時間をおいて、本当にこの絵なのか考えてみよう
そう思って後にした
その絵と分かれてから
そのたたずまいや感触をよく思い出す
やっぱりあの絵が欲しい
そんな気がしてきた
絵を見に行った
しばらく向かいあってみる
なんだか違う、しっくりこない
そんな気がして後にした
しばらくするとまたその絵を思い出す
とっても自分に近い物のように思えてきた
他の絵では物足りない
やっぱり欲しくなってきた
今度こそ決めよう
そう思って出かけてみる
いざ手に取ると
やっぱり違うような気がしてきた
おかしなおかしな繰り返し
この絵の何に執着しているんだろう
この絵の何に違和感を感じているんだろう
これだけ気にかかるなら、やっぱりこの絵なんだろうか
近づくと欲しくなくなり
離れると欲しくなる
欲しいのか、欲しくないのか
確かなことはただひとつ
その絵の魅力を一番感じるのは
手元にない、目にしていないときだということだ
魅力を最大限に楽しむなら、どうやら答えは決まっている

学校帰り 日曜日
自転車に乗って
友だちと出かけるふりして
春の日も 夏の日も
晴れた日も 小雨の日も
この樹の下で君の背中追った
君の汗と 私の涙
このグランドに染み込んで
毎年そんな風にして花は咲きました


夕べは雪が真っ白にまっていたのに
今日はとても良いお天気。
でも、私が出かけたのは日が落ちてから。
外に出ると
まんまるな月が東の山から大きな顔をのぞかせていた。
そうか、あの赤い月は西の空にあったっけ。
もうすぐ役目を終え、次の国に向かう所だったんだなあ
などと思う。
部屋を出るときに話を戻そう。
いつものように玄関でポケットを探ると
車のキーがない。
あれ、昨日別のコートを着てたっけ?
部屋に戻って心当たりを探すが、ない。
いや、やっぱり昨日もこれを着ていたよ。
もう一度、今度は隅っこまでポケットの中を探ってみる。
あ、あった。
なんのことはない
さっきは手に引っかからなかっただけのこと。
キーはずっとそこにあったのだ。
こんなことが、私には度々ある。
いや、ボケっぷりの話ではなく。
ないと思って別の所を探しても見つからなくて
きっとなくしてしまったのだ
もう手にすることはないのだと
そんな風に思うとき
それはきっと他のどこでもなく
やはりその場所にあるのかもしれない。
もう一度スタートに立って手を伸ばす。
以前とは違う方向から
以前とは違うさわり方で。
そうしたら、こんな声が聞こえるかもしれない。
やっと見つけてくれたね
ずっとここで待っていたんだよ
今度はきっと、きっと見失わないでね
たとえば明日
僕がいなくなったら
君は気付いてくれるかな
小さな小さな泣き声が
聞こえなくなっていることに
いつか気付いてくれるかな
ちっちゃなちっちゃな僕だけど
ちっちゃなちっちゃな瞳だけど
君を映していた時間なら
誰にも負けたりしないのに
もう何日目になるのかもわからない
雨だれの音がおきまりのBGMになって
時を刻む音にもイラつくけれど
孤独を刻むこの音も好きになれない
空は続いているけれど
ここと君が見ている空は違うし
時計が指す時刻は一緒でも
この部屋と君に流れている時は違う
だから二人の時をつないでくれる
電話のベルがもうすぐなるよ
~~~~~~~~~~
ゆた。さんの28分間にTBさせてもらいました。
昨日少し思い出したんだ
あの日の二人
あの日のぬくもり
あの日願った永遠
みんな嘘だったんだって君を憎もうとした
だけどほんのささいなことが君を忘れさせてくれないんだ
この頃少しわかってきたんだ
あの日の熱
あの日の気持ち
あの日つげたことば
みんな本当だったっから忘れられなかった
だからほんのささいなことも大切な自分の一部なんだ
ときどきふっと思い出すんだ
あの日の二人
あの日のぬくもり
あの日願った永遠
みんな過去になったなんて不思議な感じだよ
だってほんのささいなことにまだこんなに胸を掴まれる
それは笑っちゃうくらい ささいなことなのにさ
はるかなものに 手をのばす
のばすほど はるかになるものに
はるかなほど 焦がれるものに
アナタをずっと待っていた のに
アナタが欲しかった のか
ただ 焦がれるものが欲しかった のか
おぼろになる
アナタをみつけ たら
アタシがみつかるような気がしてた のに
頭のなかがおぼろになって
世界がぐにゃりとうらがえった
アナタがみえなくなって
アタシもみえなくなった
大人になるために アタシは死ぬ
明日の私はきっと
アタシを懐かしく思い出す のだろう
そして いつか
思い出のなかのアタシも
ゆっくりと死んで ゆく のだろう
まるではじめから 私だったみたいに

12月の文化村通り
汚れることなんて気にせずに
水たまりをかき分けて
泥だってこねちゃおう!
そしたらほら
いつもはうっとうしい雨だって
こんなに楽しいイベントになる
水に足を踏み入れた瞬間
よみがえってくるこの気持ち
こんなに楽しいこと
どうしてすっかり忘れてたのかなあ
気づかないうちに
自分でつまんないこと
増やしちゃってたのかもしれないね
(99/07/16)
時に時は 私を置いてきぼりにする
時に時は 私を引き留めて困らせる
時に時は 私を連れ去って驚かせる
私の居場所は 過去なのか未来なのか
答えのない問いは時に預け
時の流れに身を任せ
実りの時の答えを受けとめたら
次の実りへの肥やしにしよう
時が私を去る日まで
時に時は 私のゆりかごになり
時に時は 私の道しるべになる
時に時は 私と君を出逢わせて
次の流れを見せようともせず
二人の心の時を刻みはじめる
(99/06/19)
穏やかな海にゆられてまどろむ
だけど
水面下に流れる激しい流れを
本当はもう分かっているの
だけど
こんな穏やかな水面を眺めていると
このまま漂っているのもいいのかな なんて
そう思ってしまって・・・
(99/03/17)
ねえ
こんな日が
これからもずっと
続くって言ってほしいの
ううん
毎日が穏やかじゃないって
わかってるよ
でもね
あなたとわたしは
いつだってこのときに戻ってこれるって
言ってほしいの
その言葉だけで
わたしはいつだって きっと
この海のような永遠を 信じていられるから
(99/03/17)
たとえば一人の
だらだらしてて
つまんなくって
ぽつーんとしてた
つめたくのったりした時間が
あっという間に
意味がある無為に変わったりする
そう きみを待っていた時間なんだって意味
あんなにいっぱいぐちゃぐちゃ考えてたくせに
けっきょく人間なんて単純なもの
そう “HAPPY END”はそれくらい偉大なんだよね
(99/01/17)
何でもないって顔で
泣かせることゆってくれるね
たぶん君なら
心の奥の氷をとかせるのかもしれない
もうすこしすなおに
あまえてしまってもいいのかな
本当は、このまま帰らないでいてほしいよ・・・
(98/11/29)
記憶のなかの景色にまどろみ
記憶のなかのの笑顔に微笑みかえす
思い出の住人になってしまったあなたは
私のなかで永遠に生き続ける・・・
たとえどんな人に出会っても
あなたのまぼろしが消え去ることはないの
なぜって?
だって、あなたはもう
私の一部なんだもの
たとえ今の私があのころの私とは違っていても
あのころの私がいたから
あなたがいたから
いまの私がいるんだよね
あなたを忘れること
それはきっと 私を忘れてしまうこと・・・
(98/06/23)
あなたが好きになってくれた
私がいなくなってしまったのか
わたしを好きになってくれた
あなたがいなくなってしまったのか
いつからか
どこからか
わたしは記憶のなかの二人を
まぼろしを
見ていたのだろうか
あのころの二人が
今でもどこかにいるような気がして
(98/06/15)
あなたが右を向いてるうちに
どうして左を向けなかったんだろう
同じ方向を見て歩いてるって思ってた
でも
必要だったのは前を見る事じゃなくて
あなたと向かいあうことだったのかもしれない
あなたが違う方を見ていたたことに
はやく気づけるように・・・
(98/06/10)
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