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鴻池朋子トークショー@21世紀美術館

おしゃれメッセ2008のイベントとしてはちょっと異色な鴻池朋子展。
18日(土)午後,その一環としてのトークショー@シアター21に行ってみた。
作品の写真をスライドで見せ,振り返りながら話を聞いていく,という感じ。

鴻池作品に初めて触れたのは,森美術館での「ストーリーテラーズ」展だった。
(あのときに見た物語の池に,再び金沢の,しかも茶室で出会えるとはね)

政治批判・思想が込められている蔡とは作品の方向性は全然違うのだけれど,鴻池作品のオオカミを見たら,あの強烈だった蔡國強の"Head On"の映像がフラッシュバックした。
考える前に,無数の,毛皮を使ったリアルなオオカミが群れ飛ぶという図は,それだけで強烈なインパクトがある。

紹介されていた,鴻池の「月はしばらく雲に覆われる」(2006@大原美術館・有隣荘二階和室)もすごいパワーがありそうだった。見れたらよかったな~。

鴻池さんの作品づくりのリズムやスパン,1日の時間の使い方,「だましだまし」な自分のムードづくりの話はおもしろく,共感する部分もあり。
どんな仕事でも,好きなことを仕事にしても,やっぱり期限やノルマがある仕事としてやり続けることは大変だ。みんなそれぞれ,自分ののせ方,追い込み方を持ってるんだろう。

今回の企画でもコラボしている,ゲスト出演の八木良太さん。彼の作品もいくつか紹介されたが,映像作品が楽しかった。氷のレコードと,レコードの上でろくろをひく作品の2本。氷のレコードの音は,トーキーシネマのような切なげな味があり,でもそれ以上に,陶芸家の作業に合わせ回転が遅くなるろくろレコードの,その「びよーんびよーん」なヌケ感がめっちゃおもしろく,バックグラウンドにしてトークを聞くはずの観客は笑いを抑えられず・・・

トークショーを聞いてから,いよいよ展示を見に出かけた時の印象は別記事で。

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