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落語

敬愛するみうらじゅんさんの落語に関するインタビュー記事が朝日に4/20付けで掲載されている(asahi.comコラム「落語録」:みうらじゅん「夜のカセット落語」)。

私がちっちゃい頃は,絵本とか,紙芝居とか,そういうものを寝る前に読んでくれていた記憶もあるが,ある程度大きくなると,私の母は歌のカセットとか,落語のカセットとかをかけ,さあ勝手に寝ろ!っとばかりに出ていくようになった。
(まあ,働いてて忙しかったからね)

歌でよく覚えているのはフォーククルセダーズの「おらは死んじまっただ」。それからアリスの「チャンピオン」とか,「君の瞳は100万ボルト」とか入ってるアルバム。
こんなとても寝れそうにない選曲も多かったけど,そのおかげか,私は今も静かだと落ち着かず,テレビや音楽をオフタイマーにして眠りにつくのが好きだ。

落語は12巻くらいだったかな,いろんな落語家さんの名作選みたいなのだった。
それを交代で幾度も繰り返し聞いたものだ。
けっこう私も好きだったのね。

私が選ぶ時もあったけど,たいていは親が適当にデッキに放り込んで,私は今日は何がかかるんだろうと待っていて・・・・・・

その中の1本に,始まった瞬間に「うわ~!」と思うものがあった。
オチがこわくって,何度も聞いて知っているのに毎回その場面でドキッとするし,そのドキッとするのがわかっているからもう最初からビクビクしているのだ。
もうタイトルも詳しいストーリーも忘れてしまったのに,赤ちゃんが死んだおじいさんの顔をしていたっていう,その恐怖ポイントだけは覚えている。

そんなふうでも,布団から出てテープを交換しようとはめったにしなかったように思う。
かわいい時期もあったものだ。
(そうしてホラー映画好きに育ってきたのかしら?)

みうらさんと違うのは,うちの親は私をつれて何度か寄席にも足を運んだというところ。しかも片道電車で3時間以上かけてはるばる東京まで。
子ども心に見た東京は,寄席だったり,美術館だったりして,そういうのって今の私をかなりつくっている気がする。今は舞台といえば寄席ではなく,芝居の方になったけど。

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Comments

え~酒好きのおじいさんがひとり、
とぼとぼと包みを抱えて歩いております。
このじいさん、仕事が終わると飲んで帰るのが
いつもの日課でございまして。
今日もまた、川沿いの小さな飲み屋ののれんを
くぐります。
「お。いらっしゃい。今日も半分ずつね。」
このじいさん、飲むときはいつも酒を
半分ずつ飲む妙な癖が…。

って人様のブログで噺はじめてどーすんだ。
「もう半分」ですね。
思い出しちゃったじゃないですかぁ。
あー怖い怖い…。

Posted by: 素太郎 | Apr 26, 2006 at 12:47 PM

素太郎さん

オオー!
さっすが~!
知ってるんですね♪
タイトルがわかって嬉しいです(^^)

ではさっそく探して久しぶりに聴いてみたく・・・はならないかなぁ。
そうとう怖い意識が植え付けられてるけど,今,大人になってから聞いたら違うかしら?
でもなあ,怖さが味わえなくなってたらそれも寂しいなぁ・・・・・・(自分のせいでもその落語家さんの腕のせいでも・・・)

でも,こんなに人の記憶に残るんだから,大した芸ですよね。ほんと。

Posted by: neco | Apr 26, 2006 at 10:05 PM

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