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アートな香川 直島編~家プロジェクト~

KICX1131b12月初めに行った旅行記事なのに、まだまだ序盤・・・

直島は本村地区で展開されている家プロジェクトの巻

直島はかつて水軍で知られ、城も築かれていた。
今も、その威容を感じさせる風格ある家を見ることができる。
しかし、そうした造りのいい家も住む人が去って朽ち果てるのを待つのみとなったり、歴史ある寺社も改修がままならなかったりという状況が生まれた。

村にしろ、商店街にしろ、廃屋はそのコミュニティの活気を奪い取ってしまうものだ。
本村はそれをアートと絡め、ベネッセの予算で生まれ変わらせる道を選んだ。
それは今、村の通りの美観を維持するだけでなく、遠方からも人を呼び、その世話をする地元の雇用も産んでいる。この空間に惹かれた若い住人も生まれた!
とはいえ、護王神社の氏子さんたちは、お参りしにくさにちょっと困ってはいるらしい・・・(^_^;)

KICX1123起点となるバス停、「農協前」にはこんな懐かしい表情の、まさしく「角のたばこ屋」さん。
困っている人には道案内の声もかけてくれる。
チケット&グッズ販売の「本村ラウンジ&アーカイブ」は向にある農協の奥。

共通パス500円で見学できるのは、
宮島達男×山本忠司の「角屋」
J.タレル×安藤忠雄の「南寺」
杉本博司の「護王神社」
の3つ。

南寺は、光が白く形を作ったくらいで出てきてしまったのだが、あとからいろいろみたところ、光が朱と青に形をとるまで、あと5分は留まっているべきだったとちょっと悔しい思いをした。

別料金500円が必要な内藤礼の「きんざ」は、完全予約制で15分間空間を独り占め。
四方の土壁と地面を切り離すように、細い帯状に外光が射しこむだけの、ほの暗くひんやりとした土間。
時折通る人や車の音、それによって動く光が、時が止まっていないことを知らせてくれる。
宗教的な趣のある空間にぼんやりと座りながら、私はむしろ、普段なら見えないものを見ようと、聴こえないものを聴こうとしていた。

ここの管理人をしているおばあさんは、きんざが創られる過程からずっとここを見てきた人。
入ってすぐに出てくる人、15分では足りないという人、いろんな人を見てきた。
連れを待つ間の世間話も楽しい。

KICX1135見学後、本村地区唯一らしきお食事所「まるや」でランチ。
近所の家を訪ねるように縁側からあがって、レトロなソファー&テーブルがおかれた板の間か、座布団&ちゃぶ台のお座敷で一休み。
お食事メニューはカレーやどんぶり600円~。自然志向でなかなか美味しい。手仕事の器もいい感じ。
ギャラリースペースにもなっていて、いろいろ楽しめる。
時々ライブもあったり。

(つづく)

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Comments

うまい町おこしですねぇ。
未だに税金で変なハコモノ作ってる所もあるのに。
うーん行ってみたい。
2泊位すれば結構楽しめますかね???

Posted by: はまじ | Dec 21, 2005 at 12:32 PM

はまじさん

ほとんどの人は直島は1泊のみみたいでしたよ。夕方ついて、夜までやってるベネッセハウス見て、翌日地中美術館と、行きたい人は家プロジェクト、で、移動して高松や倉敷にもう1泊とか。テンポよく動く人なら時間的には十分まわれます。それぞれは1時間もあれば見れちゃうから。
でも、鑑賞も移動ものんびり、その上そこかしこでお茶休憩する私たちは直島2泊でいいかんじでした。今は寒いけど、あたたかい時期なら海岸でのんびりするのもいいし、あんまりあわただしくないのがいいんじゃないかな~。
問題はベネッセハウスはお金がかかること!1泊だけにしてあとは民宿もありかも?

Posted by: neco | Dec 21, 2005 at 06:44 PM

サイト見たら結構なお値段でしたねぇ。
あれって、一部屋の料金?
それともお一人様の料金なんですか?
どちらにせよ連泊はキビシイですね。。。
倉敷も気になりますね~

Posted by: はまじ | Dec 21, 2005 at 07:02 PM

はまじさん

ルームチャージですよ。ベネッセハウスの記事に書いたけど、部屋代+食事代もかなりなので(持ち込みするとか、ホテルで食事しないこともできますが)、2人で泊まったとして1泊2食1人25000円~って感じ。まあ、ちょっとゆっくりできる料理旅館に泊まるような感覚ですかね。
倉敷には次の記事で到達する予定(^_^;)

Posted by: neco | Dec 21, 2005 at 09:20 PM

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