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「Alternative Paradise~もうひとつの楽園」展@21世紀美術館

かなりおもしろいです!
久々の全展示室を使った展覧会「Alternative Paradise~もうひとつの楽園」(11/5~3/5)

心は子どもになって、目の前の光景を、動きを、手触りを、音を楽しむべし。
時間は1時間はほしいな。

いくつかの感想・・・

アンジェロ・フィロメーノの刺繍作品5点(2002~2004)
美しくて毒があるところが素敵。
「クレールの刺繍」見てから刺繍にフェロモン感じるようになってるみたい。

村山留里子「無題」(2005)
セットンカラーの布をパズルのように縫い合わせた視界一杯の極彩色。
スルッとした表と、縫い代がごてごてざわめく裏側。
不思議だけど、ペイントの質感からしたら逆なのに、見つめる世界から浮かんできたのは、表ではゴッホ、裏はウォーホル。
それはつまり、たぶん、私の心象の中で、ゴッホの絵は存在としてピュアなのだ・・・なんてことを思った。

嵯峨篤「cube on white/whte on cube」(2005)
展示室の壁にパテを塗って磨きあげた作品。
ただ白い壁ですが、その奥を見ようとしているうちにどこか迷い込みそうになります。
雪目注意(これは真っ白多用の21美では他の展示にも共通ですが、特に)
この展覧会が終わったらもとの壁に戻すそう。消え去る作品ってのもなんかいい。

ソフィ・ジェスマー「グリーン・ピースV」(2004)
素材はバドミントンの羽。
意外なほど魅力的に変身。

隅研吾・岩井俊雄・原研哉・深澤直人「T-room」(2005)
fujisawaまず最初に出会うのは深澤直人による寄り付き。
実際に拾った石を21倍にしたという白い革張りの「ISHI」
座り心地はなかなかGood

そして原研哉によるその名も「TSUKUBAI」
“雨粒の冒険”的のりで、動きをおって見ちゃう。
楽しい。

隅研吾の「t-room」は、泡沫をイメージした半透明のモコモコ。空気圧で呼吸するように伸縮も。中に入ると深澤によるジムかよって感じのタンク式のティーサーバーもあり。飲みそうだけど、これも作品のためNOタッチで。
茶室ですから、座るスペースもつくってほしかったところですね、隅さん。

t-roomには5分に1回光の演出が。
室内が暗くなり、白い光のしずくが落ちては泡沫に広がります。
水音もいい感じ。
この光と音の演出は岩井俊雄によるもの。
外から見た後、茶室の中からも見てみたけど、外から見た方がこの演出は楽しめたな、私には。


えー、そしてショップには深澤直人のプラスマイナスゼロのグッズも登場。
買っちゃいました。建設ネットバッグ
グレーに青のポケット付きのMサイズ。かわいいよ~
丈夫で水にも強い!っということで、プールバッグに決定。

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Comments

おお、これまた面白そう。
行かなくては!
先週末、東京ではデザイナーズウィークが開催されてて、ちょこっと見てきました。

Posted by: はまじ | Nov 07, 2005 at 03:31 PM

はまじさん

11月~3月まで。つまり、ちょうど蟹の時期ですね!温泉蟹プランでどうぞ~(^^)

TDW写真はちょっとみましたよ~。
いけるなら、100% DESIGN TOKYOをのぞいてみたいです。バイヤーじゃなくても入れる日が設定されてて、そういうのっていいな~。買うかどうかは別としても。

Posted by: neco | Nov 07, 2005 at 08:41 PM

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