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野村佐紀子写真展「月読」

野村佐紀子写真展「月読」に行ってきました。
被写体は野村さんが金沢に来て撮り下ろした金沢の男達。
写真が飾られているのは主催者が選び抜いた金沢市内8つのスペース。

いわゆる写真展とは違って、メインの佐野レジデンスをのぞけば、お寺、ショップ、バーの一角に写真が飾られているというスタイル。写真展を追っていくと、金沢のなかでも「いい感じ」のスポットを訪ね歩けるっていうしくみ。
入場料がいるのは佐野レジデンスのみ(300円)で、あとは写真展に支払うお金はいらない。飲食店ではそれなりにお金使っちゃいますけどね。

会場でもらえるDMパックもすごい。開催案内+各会場を案内する8枚のDMが厚さ1センチくらいのプラケースに収めされた風貌はフォトブック。8枚の写真をお好みで入れ替えて、そのままパネルチックに飾ることができる優れものです。ええ、もちろん無料ですとも。
いやほんと、いいんですか?ってくらい採算どがえし。

私が訪ねたのは3会場。

最初は大乗寺
歴史ある禅寺の本堂が写真の展示スペース。
定例の日曜座禅会後の法話がもれ聞こえてくるなか、目に映るのは祭壇を挟んで並ぶ男性ヌードの大型パネル4枚。

しどけない男のまなざし
湿度を感じる肌、身体
この光景はけっこうすごい。

展示場所を移動する日が何日か告知されていたけれど、そりゃあここで法事はできないだろう。写真展を知らずに参拝した人たちはどんな印象をもっただろう?
でも、こんなやわらかな感覚を持っている大乗寺さん、さらに好きになりましたよ。


続いてメイン会場の佐野レジデンスへ。
元社員寮
空きビル特有の乾いた、がらんとした雰囲気が漂います。
部屋番号と名前が書かれた部屋の配置図を受け取って、部屋を訪ねるような感覚で扉をくぐる。
各部屋1人、全部で11の男達との逢瀬。

その後のようなまったりした空気
無防備な顔、身体
なんだか自分の可愛い男、愛しい男と向かい合っているような気がしてくる
不思議な感覚

お気に入りは、サイトのトップにも使われてる305号室のツカダミノル君かな~


なんだかすっかりいい感じの日曜の午後を過ごして、でもとっても暑くって、冷たいワインが飲みたくなった私はよふ葉にも足を運ぶことにしました。古民家を改装したレトロなサロンに、2枚の写真が飾られています。
ソファーに身を沈め、橙色のランプの灯りの向こうに緑の庭を眺め、雑誌のページをめくりながらお酒とお料理を頂く。そのうち日は暮れ、ライトアップされた木立もまたいい感じ。
風の旅人』はじめ、好きなタイプの雑誌もいろいろ。
女性一人でも心地よく長居させてくれる空間です。

写真展は8月7日まで
8会場のなかでも佐野レジデンス、大乗寺は特に中心市街地から離れているのですが、芳名録を見るとほんと全国各地から来ているみたいでした。バス経路とかがんばって調べたんでしょうね。すごい!
私もチャンスがあれば写真展主催の中森さんがオーナーのバー、彗星倶楽部にも訪れたいのだけど、はたして!?

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佐野レジデンスの1室から見えた景色

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