« April 2005 | Main | June 2005 »

贅沢な時間

自分の生活が組み込まれている場所、自分の生活に組み込まれている場所を離れると、時の流れ方まで変わったような気がする事がある。

今もそう。
そして今回のそれは、幸いなことにゆったりと流れる方向へのものだ。

見渡すかぎり何もないといっていいだろう大地。ベランダに座って、少しなまあたたかい風を感じながら珈琲をのむ。
さっき上がったばかりのスコールのせいで空は灰色だ。空の大きさも、その表情も、遠くに来たことを感じさせてくれる。

一仕事終えたあと、ゆっくりと、食べ切れないほどの、しかも笑顔が出るおいしさの点心+αを、気持ちのいいサービスのなか時間をかけて胃に入れていく。ティーポットだけでも2回も入れ換えてもらった。

一人のランチにしては食べ過ぎだろうけど、これもほかでは出来ない贅沢だ。
テーブルオーダーの中華食べ放題で、この質で1500くらいなんだもの。

プールサイドで光を楽しみながら読書。暑さは、時々水面を渡ってくる風の心地良さをとびきりにしてくれる。

プールでのったり肌を焼いているのは見事に白人ばかり。私はめずらしったのか、ホテルスタッフに覚えられていた。しかし、ここにいる人達はみな、積極的に何もしない、そんな休み方を楽しんでいるように見える。

時間の使い方、感じ方、めりはりが大事なんだろう。自分で時間の流し方をうまくコントールする。そんな生き方の達人になりたいものだ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

西南へ

ホテルのベランダからの眺め
眼下には朝一でゴルフしてる人達
さて、今日は頑張らないと
050530_0834.jpg

| | Comments (3) | TrackBack (0)

記憶の中から響く音

 「ペキッ」

右足の下で、聞き慣れない音が響いた。
小さな
でも硬質に空気をふるわせるような音が。

 ◇◇◇

飛行機が降り立ったのは、予定時刻を30分もすぎた頃だった。
今日は荷物も受けとらなきゃいけないし、急ぐことはない。
人の列が流れ出すまで、座ったまま小説を読み続けた。

列に入ってからも読むのはやめなかった。
ゲートに降り立ってからも。
一方向に進む人々の流れに乗って、
ページに目を落としながらゆるゆると歩みを進める。
こんなことは久しぶり。

 「そういえば、子どもの頃もこうして
  本を読みながら歩いていたっけ」

小学校の帰り道、よくそうしていたことを思い出した。
そしてあのことも、思い出してしまった。

 ◇◇◇

両脇に田圃や畑が広がる、のんびりした通学路。
一人で帰るときはよくそうしていたように、
その日も、友達から借りた漫画を読みながら歩いていた。

 「ペキッ」

その音が聞こえたのは、家まであともう少しという所だった。

 「きっと小枝でもふんだんだろう」

そのまま歩き続けた私の足を、何かが止めた。

 「本当は、何をふんだんだろう」

その音は、今まで聞いたどの音とも違うような気がした。
小枝にしては硬質すぎる、そう思った。

 「確かめに戻ろうか」

少し怖い気もした。
でも、どうしても気になった。

そしてそれは、
命のはじける音だったのだ。

 ◇◇◇

雨の日はいつも、さけて歩くのが大変なくらい、
雨蛙が車にひかれていた。
そんなところだった。

でも、私が起こしてしまったその音は、
ぞくっとするような感触とともに
胸の奥の方に突き刺さった。

 「ペキッ」

そう、何年たっても思い出せるくらいに。
蛙のいないコンクリートの空港で、ずいぶんと久しぶりに
あの音が響いた。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

ame
雨脚雨音雨蛙
雨傘雨靴雨合羽
雨雲雨乞雨仕度
雨垂雨粒
雨戸雨樋
雨漏雨間雨模様
雨宿
雨男雨女

| | Comments (0) | TrackBack (0)

NGラインを見極めよう!

糸井重里さんのほぼ日5/24日付け「今日のダーリン」。
名言を見つけた!

話題は魚の食べ方だ。
私も山育ちゆえあんまり魚って身近じゃなくて、未だに詳しくないしそうきれいにも食べられない。

糸井さんは語る。

魚好きの魚の食べ方。
魚好きは食べない部分はどこかをはっきり認識していて、それ以外は全部、まよいなくすっきり食べちゃう。
だから食べ終わったお皿がきれい。

そこまで魚好きになれていない人間は、食べるor食べないの境界があいまいで、ごちゃごちゃつついてるうちにごちゃごちゃにしちゃう。
当然残骸で皿が汚くなる。

そして、そこからが「な~る!」と思った話。
でも、「もてる男」を女に置き換えるとなんだかダメっぽい気がするのは気のせいか!?
仕事に関してはほんと納得。

NGラインを見極めるためにも、ぐちゃぐちゃ迷って時間やチャンスを無駄にするより挑戦してみて、経験から学んでくことがきっと必要なんだよね。
修行途中で起こりえる、やっぱりダメでした的周囲へのリスクをどうするかが考えちゃう所だけど・・・。
失敗できるうちに失敗しとけっていう話もまた真なり。

以下抜粋--------------------------------------

おまけに、類推しやすい法則を考えついたぞ。
もてる男は、「これは手を出さない」という
格別に苦手な種類の異性以外は、ぜんぶ食べようとする。
もてない男は、手を出すのか出さないのか、
自分でもよくわかならないままぐずぐずしていて、
そのうち、ぐちゃぐちゃになって自分がゴミになる
‥‥ッてなことは、言えるんでないかい?
あ、仕事なんかも似たようなことが言えそうだぞ。
「好きこそ者の上手なれ」って、そういうことだったのか!

| | Comments (5) | TrackBack (0)

ごめんなさい

たった今
スイッチを押してしまった

ずっと迷っていたスイッチを
たぶん、人を傷つけてしまうスイッチを

メールに気づくのはたぶん朝になってから
悪人になるまで猶予はもう少し

憎まれちゃうのかな
ううん、それでも仕方ないと覚悟はしてる

でもどうぞ許してください
私だって痛いから

勝手な言い分かもしれないけど
それはほんとうだから

| | Comments (0) | TrackBack (0)

欲しくて、欲しくないもの

部屋に絵が欲しいと思っていた時だった
その絵に出会ったとき
今まで知らなかった感触と
よく知っているような親しみを感じた

これから長いつきあいになる大切な1枚だ
もっといろんな絵を見てみよう
時間をおいて、本当にこの絵なのか考えてみよう
そう思って後にした

その絵と分かれてから
そのたたずまいや感触をよく思い出す
やっぱりあの絵が欲しい
そんな気がしてきた

絵を見に行った
しばらく向かいあってみる
なんだか違う、しっくりこない
そんな気がして後にした

しばらくするとまたその絵を思い出す
とっても自分に近い物のように思えてきた
他の絵では物足りない
やっぱり欲しくなってきた

今度こそ決めよう
そう思って出かけてみる
いざ手に取ると
やっぱり違うような気がしてきた

おかしなおかしな繰り返し
この絵の何に執着しているんだろう
この絵の何に違和感を感じているんだろう
これだけ気にかかるなら、やっぱりこの絵なんだろうか

近づくと欲しくなくなり
離れると欲しくなる
欲しいのか、欲しくないのか

確かなことはただひとつ
その絵の魅力を一番感じるのは
手元にない、目にしていないときだということだ
魅力を最大限に楽しむなら、どうやら答えは決まっている

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ピンチ!

うー、うちのすご録くんが動かなくなったよ~(T T)

1週間だろうが1ヶ月だろうが、長期出張中もこつこつさくさく録画してくれる、かけがえのない存在だったのにぃ!

HDDには、まだ見てないの含めもう100本以上はお気に入りの映画&芝居映像がつまってるっていうのにぃ!

もう随分前からHDDが不安定なことは知っていたんだけど、サービスに聞いたらいったん送って修理してもらわないといけないというから、すご録を一時も手放せない私は、まあ、録画できればいいか、ということにしてしまった。
でもでも・・・

今回は、コンセントつないだ瞬間の「WELCOME」が表示される段階から、ちいとも動かない。
作動してくれない。
もしかして、もうこの中の映像作品たちを見ることはきでないのか!?

明日サポートに電話してセンターに持ち込むとして、修理にどれくらいかかるのか。
HDDのデータは生きてるのか。

週末はすご録君のタイトルリストを眺めて1~2本っていうのが日課なのに、かなり凹

| | Comments (0) | TrackBack (0)

傷口

ほら、まだ血が流れてる
ねえわたし、こんないにかわいそう
もっともっと同情してよ
同情で傷をふさぐから

ほら、またやってきた
そんなの大した傷じゃないよって?
みんなで自慢しあおうよ
悦びで痛みを散らすから

ほら、その困った顔
こんなにわたしを傷つけたんだよ
あなたはもっと傷ついてよ
仕返しで心を満たすから

ばかみたい

同情なんてやめてよ
自分は幸せって思ってるんでしょ

ばかみたい

不幸比べはやめてよ
小さくたって私には痛いんだよ

ばかみたい

そんな顔しないでよ
思い出までからっぽになりそうだよ

ばかみたい
ばかみたい
ばかみたい

ほら、まだ血が流れてる
ねえわたし、いつまでかわいそうかな

| | Comments (2) | TrackBack (0)

五月の秋の空

satsuki

5月の青い空を見上げてるはずなのに

秋の空みたいに見えた

それは雲のいたずら?

それとも私の瞳が秋を映してるのかな・・・

| | Comments (0) | TrackBack (0)

うず

手を離れてしまったことを思い出す

何度も何度も 繰り返し

あの時ああしていれば こう言っていたら
あの時のことば ほんとはこう言いたかったのかも

答えのない問を繰り返す

何度も何度も ぐるぐると


「結局そういう運命だったんだよ」

そんな風に割り切れたら

あの時感じたことが間違いで
今思い直してることが本当なんて たぶん嘘


手を離れてしまったことを思い出す

何度も何度も 繰り返し

変えられたかもしれない運命なら
これからでも違う今をたぐり寄せられるかも

欲しい答えが出ずに繰り返す

何度も何度も ぐるぐると


「結局そういう運命だったんだよ」

まだ準備はできていない

とても大切なものだったような
そんな気がしてくるのは錯覚? それとも深層?


ぐるぐる ぐるぐる
ぐるぐる ぐるぐる

答えのない問は繰り返される

ぐるぐる ぐるぐる
ぐるぐる ぐるぐる

| | Comments (2) | TrackBack (0)

中央美食街

tyuomisyokugai1ALK2005シンポで目にしてから気になってしかたなかった屋根のひくーい飲屋街。
それがここ中央美食街なのだ。

場所は新天地からもちょっと奥に入ったとこ。

tyuomisyokugai

写真左手の長屋の背中合わせの両サイドと、右手のビルを背にした1列、計3列にびっしり飲食店。
対象物がないと高さが今一つ伝わらないんだけど、軒の高さはだいたい180cm前後じゃないかな。

tyuomisyokugai2よく飲み屋入口にあるアサヒビールののぼりと軒の高さがほぼイコール。
のぼりより赤提灯の方が低いしってので、ちょっと感じてもらえるかしら?
小窓の上、っていうかドアの上が直屋根だし。
だから、そんな高さの入口に、しかもそんなおっきい風鈴下げるのはかなりチャレンジャー!

中央美食街のおすすめお店情報お持ちの方は是非教えて下さいね!
中にも入ってみたい~

| | Comments (4) | TrackBack (2)

金沢アート回廊

今日から週末の22日まで、金沢駅東広場から21世紀美術館までのルート上に8つの会場を設けたアートイベントが開催される。
空きビルをギャラリー化して街のあちこちをアートスペースに・・・という企画はときどきやってるもの。
でも、今回はTVCMまで流れてた!

Continue reading "金沢アート回廊"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

武家屋敷→木倉町

kikuramachi3土壁が続く武家屋敷街、その一角に木倉町通りへの入口が

こんな感じで

いきなりタイムスリーップ!

しかも現代じゃないし

kikuramachi2

金沢の街中ではあちこちに用水路があり、そんな筋では住宅もお店も1軒毎に専用の橋があって、それを渡って道路と行き来するスタイル。水辺好きには理想的な住環境だったり。あ、でもよく転ぶ(落ちる)私みたいな人には危険かも。だって流れはけっこうあるし。

武家屋敷街の方ではみんなこぎれいなもんですが、各家のとなるとまあ玄関先の延長、ちょっとした庭みないなもんなわけで、それぞれ味がある。
奥の家なんか、家が用水路の上にはみ出てるんですけど・・・。
ありなの?っていうか、大丈夫なの?

kikuramachi

そんな矢印に従って木倉町通りに入ると、こんな懐かしい看板にも出会える。
今はお店としてはやってないけどね。
もちょっと先は、前に紹介した焼き鳥横町

| | Comments (2) | TrackBack (0)

日曜の午後っぽいこと

sundayAT普段はマグカップにたっぷりコーヒーを入れてミルクを足して・・・ってなかんじなのですが、日曜日、もうすぐ日暮れのまったり時にはこんなことも。

昨年末、尾山神社近くの器屋さんで買ったポットいっぱいのコーヒー。本日はグァテマラ。
去年の秋カナダで買ったミルクポットいっぱいのホットミルク。
二つのポットから適当に、7年前に韓国で買ったコーヒーカップに注いでカフェオレのできあがり。
ニューヨークチーズケーキとリンツのチョコはお好みで・・・(コワ!)。

お気に入りのモノを並べて、読みかけの小説に目を落とすお家カフェタイム。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

東京国立近代美術館「ゴッホ展」&所蔵品展「近代日本の美術」

kitanomaruゴッホ展

滞在時間なんと20分ちょっと!
いや、すごい人出でした。
サイトの混雑状況案内でおすすめだった木・金曜の夕方開館(8時まで)時間中に行ってみたのだけど、それでもかなり。
まあ、チケット購入や入館の待ちはほとんどなかったから、すいてる方だったのかも(私が出る6時半頃にはながーい列ができてた)。

Continue reading "東京国立近代美術館「ゴッホ展」&所蔵品展「近代日本の美術」"

| | Comments (5) | TrackBack (1)

アール・デコ展@東京都立美術館

まあまあの人出で、いくつかのコーナーは並ばないとみたいな感じ。
特に、カルティエの宝飾品が飾られたケースはかなり人を惹きつけてましたね~。
すごいきらめきのダイヤとか、おそろしい大きさのエメラルドとか・・・。
細工も素晴らしいのですけども。

Continue reading "アール・デコ展@東京都立美術館"

| | Comments (2) | TrackBack (0)

後ろ姿美人

薄縹色の艶めき誘うついていきたい後ろ姿よ


運転中、前を走る車に目を奪われました。
それはうちのエリアでは初めて見かけたシトロエンC5
ボディーカラーは「グリ アイスランド Me」
っていっても?ですが、日本の伝統色で言えば薄縹
明るい灰色がかった青です。

他にもなかなか微妙な渋い色合いそろえてるC5ですが、この色、テールランプの真紅とシルバーのシトロエンマークのコントラストがとってもキレイでした。
テールランプの形やマークの大きさ、配置のバランス、もう、デザインも好み!
フロントやサイドはそう心惹かれないけど、後ろ姿は久々のヒットです。

今のってる車は後ろ姿も顔も気に入ってるのでまあいんだけど、色のバリエーションはこれほど繊細じゃないから。
さすがおフランスとか思ったのでした。

とはいえ、そもそも色の感覚で言えば日本の伝統色の繊細さは素晴らしいわけで、それを日本車にも生かして欲しいものかと。まあ、そしたら日本車も乗りたくなるかも、とか。

*日本の伝統色のwebカラーはこちらのサイトを参照しました。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

平和町のおべんとう屋さん

heiwamachi

 べんとう屋さんのほんとうの名前は、
 ほんとうに「べんとう屋さん」だった。


・・・。
わかる人にしかわからない「トニー滝谷」ネタです。
う~、でもコレが言いたくって言いたくって。
実はこれだけなんですけど・・・


でも、電話や自己紹介で

 「べんとう屋さんの○○です」
 「え、なんて言うべんとう屋さんですか?」
 「『べんとう屋さん』です」

とか言ってるのかなあとか、いろいろ想像しちゃうんです。

| | Comments (6) | TrackBack (0)

はじまりの日

2005年5月9日 大安吉日 晴れ

私とあなたが「わたしたち」になった今日の

並んで見上げる空の朗らかさを、陽のまばゆさを

細胞の一つひとつまで染み込ませよう



細胞の一つひとつまで透き通るように

新しい「わたしたち」になった今日の

誇らしげなあなたの瞳の強さを、手の温かさを

細胞の一つひとつで覚えていよう



細胞の一つひとつでリンクするように

鼓動とぬくもりを伝えあいながら

「わたしたち」のリズムで歩いていこうね



charch

ゆた。さん おめでとう!

| | Comments (2) | TrackBack (0)

明日の君へ

KICX0139

「将来の夢は?」

お決まりだった質問

されなくなったのはいつだっけ

まだ見切れぬ未来は続いてる

ねえ、聞いてみてよ

あなたの夢は 何ですか?




GWあけたと思ったら、4月だったのが一気に5月も1/3消化してしまった・・・
思いの外すっかりお休みしてしまいました。
憩い~。

で、菜の花祭りの会場ということで学校に行ったら、菜の花の前に学校の遊具にかなり食い付いてしまいました。
なんとなく、子どもの頃見た風景とか、懐かしむ年齢になってしまったようです。

あの頃見上げた空はもっと高かったよなあ・・・
なんて思いながら。

そうして思い返せば気になる風景も郷愁系が多いということに改めて気づくとともに、もうまんまのアルバムもマイフォトにつくっちゃいました。

恥ずかしがらず、懐かしいものは懐かしむ!路線で。
「あの頃は良かった」モードに至らないでいられる今とこれからの幸せに感謝しながら

| | Comments (0) | TrackBack (0)

映画『阿弥陀堂便り』の里を歩く(下)~小菅地区

Kosuge

東京からやってきた孝夫(寺尾聡)と美智子(樋口可南子)夫婦の新しい住処として映画の舞台になったのがこの小菅地区。
小菅神社奥社への参堂まで、急な坂道が伸びています。
上の写真は坂の下から、下の写真は坂の上から撮ったものです。
映画の中では、坂の上からの風景が、道沿いの家々とその暮らしを切り取りつつ、夫婦の視界として牧歌的に登場していました。

Kosuge3

雪が多い飯山市では、昔ながらの藁葺屋根はごく僅かとなり、一般的なのは赤や青のトタン屋根の家々です。
ここ20年くらいでいまどきのモルタルの家も増えてはきましたが、やっぱり緑の農村に赤と青の屋根色が点在する風景が、この地の風景。
その色彩の統一感のなさに以前は嫌な印象しかなかったのですが、今はそのカラフルさが素朴でかわいらしく見えます。不思議なものですね。

映画でも夏の花々に彩られた坂の風景が印象的でしたが、春の今も色とりどりの花が庭先を飾って、田園風景を一層カラフルにしています。
山の方にはまだ雪が残っている土地柄、里では、菜の花、桜、チューリップ、芝桜、すみれ・・・普通なら時期がずれそうな花も含め一度に楽しむことができるのが特徴。
瑞穂小学校の丘を会場にした菜の花祭りでも、大山桜と菜の花畑、その向こうに千曲の流れを望む景色が、毎年アマチュア写真家達の人気を集めています。

Kosuge2小菅神社は、戸隠山・飯綱山とともに奥信濃三山と称せられる修験道の霊山小菅山にあり、その歴史は7世紀の役小角までさかのぼります。
奥社と里宮があり、映画には、祭りのシーンで里宮が、夫婦が林を散策するシーンで奥社参堂の杉並木が登場しました。

写真は参堂入口ですが、この手前には茶店もあり、「だんご」の旗をはためかせています。
GWは、修験者ならぬおそばや甘味を楽しむ人でにぎわっていました。

| | Comments (2) | TrackBack (1)

映画『阿弥陀堂便り』の里を歩く(上)~福島地区

Tomida

長野県飯山市瑞穂で、その自然の美しさと地元のおばあちゃん達の魅力を詰め込んで撮影された『阿弥陀堂便り』(2002年 小泉堯史監督)。
この映画に登場した地を歩きました。

あのシーンはどこで?という人は、飯山市のウェブサイトをチェックしてぜひ訪ねて見てください。
交通案内もありますが、日に何本もバスがあるわけじゃないので、時間の流れをのーんびりにしててくてくあるくようなつもりで行くのがおすすめ。車で行く場合も近くまでは入れないので体力は必要!

Oume96歳のおうめばあさん(北林谷栄)は、死者を祀った小さな阿弥陀堂で暮らしています。その舞台となったのが福島地区。
あたりには丘陵に石垣積みの棚田や畑が一面に広がり、眼下には千曲川を望みます。

阿弥陀堂のセットは撮影終了後撤収されたのですが、飯山市が復元して新しい観光名所になりました。

今瑞穂地区は菜の花祭の真っ最中。
会場以外でもそこここで菜の花を楽しむことができます。

Tomida4おうめばあさんの家への坂道は、万仏山へと続いて行きます。
その道沿いには33の石仏がたたずみ、田園風景のなかでとても表情豊か。
Tomida1万仏岩の洞穴には17世紀に建立された大日如来坐像と弘法大師坐像があるそうだけど、そこまで行くにはかなり険しい道もあるとのこと。
同じく映画の舞台となった小菅神社同様、修験道の地なのです。
Tomida2

| | Comments (0) | TrackBack (0)

野町あたり

寺町に隣接する野町はやっぱりお寺も多いのですが、宿場町の風情が残る通りもあって観光客もやってきます。
忍者寺(妙立寺)なんかがガイドにのってて有名かしら。

大通りからもっと奥まった細かな通りをぐるぐるしていると出会う、気になる風景をちょこっと。

Nomachi
う、薄いぞ~!
人がすまなくなってしばらく経ってそうですが、取り壊しちゃうんじゃなくて、何か使えないものかなぁ・・・
建具の細工とか、いい感じですよね。
壊すなら窓ガラスだけでも買って再利用したいかも。
(マイホーム建てる予定はないが・・・)

Nomachi2
こんな細い通りは金沢にはそこここにあるんですが、こんなに奥行きがあるのはそうないかも。
ついつい入り込んでみたくなりませんか?

| | Comments (6) | TrackBack (0)

野沢温泉で遅い春を楽しむ

ホーホケキョ山の萌黄に湯の萌黄
野沢の春はやわらかきかな(音呼)

家族で野沢温泉に来ています。温泉街は湯客やスキー客で(まだ滑れるのだ!)さすがに賑わってますが、宿に入ってしまえばのんびりしたもの。

野沢はいろんな泉質の湯がありますが、今回の宿の湯は瑠璃色といううたい文句通りの透明な浅い緑。そこに黒い湯の花が漂います。いかにも温泉っていう香りの強さやぬめり感もいい感じ。

青空の下緑に囲まれた露天風呂に入ったら、すぐ近くから鶯の声。ときどき雀のパーカッションも入ったり。
あんまりくっきりしてるので演出?とも思ったけど、ちゃんと飛び回る気配もあり、実際地面に降り立った姿も見たので本物なり。(あー素直に感動する心をなくさないようにしなくっちゃ…)
湯舟に浸かりながら野鳥観察もできちゃう!
でっぷりした黒猫も横切って行きましたが…。

たーっぷり温泉ひなたぼっこを楽しんでから湯上がりビールを飲んで、すっかりとけてきてまーす。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

寺町通り

寺町はその名の通り寺の町。
野町から寺町5丁目あたりのエリアはとにかくお寺ばっかり。
野町広小路から平和町方向へとのびるその通りはバスや車が行き来する主要道路ですが、味のある古い家屋や商店も残っています。
お気に入りをいくつか。5丁目から1丁目方向へ。
こうして並べてみると時代村のセットみたいだけど、普通に生活してる町の風景なんです。

nakagawaiin
この古い医院、今はやってるのかな?
水色の木の壁がとってもかわいい
ゆがみのある昔のガラスがはまった木枠の格子窓も大好きです

Tomizuyatomizuya2
2丁目の和菓子屋さん
嘉永元(1848)年創業
陳列ケースも昔ながら
柏餅は草もちバージョンも有り
甘さ控えめの粒餡が美味しい!
まさに手作り
郷愁感じるお菓子たちが並びます

teramachi
この家、植木が気になるんだよね~

Yasuda
この水系ペットショップもいい味でしょ
入ったことはないんだけど、金魚とか買いたくなる感じ

| | Comments (0) | TrackBack (0)

北陸道ドライブ

Toyama
富山の街 霞むように観覧車が見えます

今日はとってもいい天気で、ドライブ日よりでした。
北陸道からみえる景色もとってもきれい。

金沢から新潟方向へ。
富山までは、水を張り、田植えが始まった田園風景が続きます。
水田の瑞々しい緑に瓦屋根の黒がはえて輝いてました。

しばらくいくと立山連峰が右手に現れます。

様々な屋根の色が散らばった畑
その向こうに緑の濃淡が美しい山々
そして遥かにそびえる青い峰
心奪われる景色です。
そして左手には陽光にぼんやりかすむ青い海原も。

そんなわけで、良い季節の、良いお天気の北陸道ドライブはドライバーにはちょっと危険かも・・・

Toyama2この経路でちょっと食べようって時寄るのはだいたい有磯海SAです。
食べるにもお土産にも、富山の海の幸がたーっくさん。

今日はレストランで、イカ刺しと富山湾特産の白えびたーっぷりの「有磯海のどんぶり」を食べました。

Toyama3デザートは売店で売ってる生ワッフル。
その他売店では富山湾沖の海洋深層水グッズなどもおすすめ。
この海洋深層水は、滑川の蛍イカミュージアムに隣接するタラソテラピー施設で楽しむのが一番です(第三セクターっぽいので超格安!)が、入浴剤もけっこういいです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

夜の犀川河畔 犀川大橋~桜橋

yakousei2

yakousei

犀川河畔には寺町側、片町側両岸に「犀星の道」という遊歩道が整備されている。
特に寺町側は料亭やショップ、煉瓦造りのステンドグラス美術館も点在し、目を引く建物も多い。

kiyokawamachi住宅街を歩くと、和と陽のミックス感が楽しい。
大概の家は庭の緑や花々も美しく手入れしているので、昼ならそうしたたたずまいを見るのも一興だし、夜はまた、もれくる灯りからその暮らしのぬくもりを感じることもできる。

住み人の意図せぬところで楽しんでいる、影絵の観客なnecoです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

川内倫子写真展「AILA」@金津創作の森

airaトルコ語で「大家族」を意味する「AILA」と名づけられた写真集からの作品展。

Continue reading "川内倫子写真展「AILA」@金津創作の森"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« April 2005 | Main | June 2005 »