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映画/真夜中の弥次さん喜多さん

まん中に「セツナサ」をまつったお祭りみたい。(しりあがり寿)

(「真夜中の弥次さん喜多さん」公式サイトより)

このことばはストン。
クドカン原作の大人計画の舞台も何作品か見てますが、無味無臭っぽく悲惨だったり、明~るく絶望してたりする。
この映画だけでなく、彼の作品世界を言い得てるなと。
でも、ダメな人はダメな作風でしょうね。

小ネタを拾ってくすくすするのが好きな人にはいい感じの映画。

始まってすぐの、喜多さん(中村七之助)の部屋で二人が寄り添って座っているシーン。

「落書き」だらけの部屋の壁やふすまにあって
ひときわ目を惹く「馬刺」の文字にもうニヤっとくる。

二人の浴衣の背中には、
それぞれ「おいら」「おめえ」のでっかい文字

子ネタとしてだけじゃなく、“ディープな恋人同士”の世界観を象徴してていい演出だなと思った。
(原作から来てるのかしら?)

「おいら」「おめえ」「てめえ!xxx」
それなしじゃ世界はまわらないんだ。

映画としてそういう楽しみ方はいかがなものかとは言え、大人計画好きならキャラを見に行くだけでもあり。
阿部君と良良が大好きな私はまさに7割方それで満足。

良良美味しすぎ!
霊魂役は彼のぬるつるなキャラにぴったりだし、うじゃうじゃ彼がいる世界はまさにワンダーランド!
すねた顔やじんわり笑顔もかわいすぎる。

ただ、身体からぷくぷくきのこが生えてる絵だけは思い出すだけで今でも鳥肌が・・・
ぶるぶる

yaji原作好き、クドカン好きの人にはほぼ日での座談会もおすすめ。

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2005 日本
監督・脚本 宮藤官九郎
原作 しりあがり寿
音楽 ZAZEN BOYS
出演 長瀬智也 中村七之助
公式サイト

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Comments

GWも仕事中。頭いたいっす…。

十返舎一九の東海道中膝栗毛 の方は確かにそういう仲ではあるけど
ディープという感じじゃなかったもんね。
マンガのあの雰囲気は出てたのかな。
DVD出たら観ようかな。

Posted by: そたろ | Apr 29, 2005 at 12:39 PM

そたろさん

お仕事お疲れさまです!
原作読んでるんですね。
私は原作読んでみたいなと思いました。
絵がいい味だし。漫画喫茶に行ってみるか?
クドカンのは、彼の作風から行って原作よりずっとさらっとしてるんじゃないなか?と想像してます。
でも、七之助の喜多さんはなかなかきてましたよ。彼は今どうしてるんでしょうね~。

Posted by: neco | Apr 30, 2005 at 01:40 AM

はじめまして。
いちばん怖かったのが、「ひっぱる」シーンでした。
あれ、とても痛くて、でもとてもおもしろくて。
で、やっぱあそこまでしたら「かじっちゃう。」もんなんでしょか?
あと、次郎長親分登場シーンもすきです。
トラックバックさせていただきま~す。

Posted by: かー | Oct 27, 2005 at 01:10 AM

かーさん

コメント&トラバありがとうございます。
シーンの話で、すでに記憶がおぼろなことに驚き!
「ひっぱる」は、お風呂での、アレですよね?

Posted by: neco | Oct 29, 2005 at 03:45 AM

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