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2つの建築展@21世紀美術館

turrelGW初日の29日から、21世紀美術館では3つの有料展示がスタート。
川端康成コレクション以外は、全館的に建築をテーマとしている。
前者には年輩の客層が多いのに対し、他は10代から20代中心。
建築やってる学生さん?って感じの子達が多かった。
首からカメラ提げてる子も多かったので、地元以外からお運びの向きも多そう。

この幅広さがみんなの公共施設って感じでいい。
保育園児から高齢者までみんながそれぞれに参加して楽しんでるんだよね。

建築関係は3つ。
21世紀美術館を設計したSANAAの個展である「妹島和代+西沢立衛/SANNA」展と、「世界の美術館―未来への架け橋―」展、そして、日本人建築家によって設計された4つの美術館についてとりあげた「日本から未来へ」(文化庁芸術拠点形成事業 入場無料)。

29日には妹島さん、西沢さんの講演会もあって、かなりの人気だった。会場に入れなかった人のために2回のビデオ上映会があったくらい。

いずれも展示されているのは美術館の設計図面、模型、写真。
かなり専門性が高い。
図面を熱心に見ているのは、だいたいそういう勉強してるんだろうな~という子達。
模型にしても、しゃがみ込むようにしてのぞき込んでいた。


世界の美術館―未来への架け橋―

コミュニティ、都市の発展、歴史性、環境との呼応性などをテーマに、建築としての美術館について展示する企画。コンペで通ったけど建設はされなかったものも含め、欧米の26の美術館が取り上げられている。

ほとんどが実際行ったことのない美術館。
図面みてもさっぱりだけど、模型や写真で見て、実際行って見てみたいなあと思う美術館はいくつかあった。

好きだったのはスティーヴン・ホールのベルビュー美術館
すっげー!と思ったのはフランク・O・ゲーリーのグッゲンハイム美術館ビルバオ
美しいと思ったのはジャン・ヌーヴェルのカルティエ財団現代美術館と安藤忠雄のフォートワース現代美術館
アートを感じたのはダニエル・リベスキンドのユダヤ博物館
てところかな?

建物としてだけでなく美術品との響きあいを感じてみないと、いいとか悪いとか、実際は分からないけどね。


sannaSANNA展

21世紀美術館もそうだけど、この人たちのつくるものは色なら透明と白、映るのは緑や空の青なのね~ということはわかった。
そして、アレッシーのティ&コーヒータワーが欲しい・・という物欲もしたたか刺激された。

第3展示室には21世紀美術館のデザインのための習作が何十と並ぶ。
部屋の配置がちょこっとずつ違うんだけど、このなかからどれがどう比較されて最終形が決まったのか?
楽しそうでもあり、かなり頭の痛くなりそうな仕事でもありそう。

専門的なことはわからないけど、見たことのないものをみせてくれるっていうのは楽しい。
コロンブスの卵的な新鮮さ。
いずれもこれからできるニューミュージアム現代美術館とEPFLラーニングセンターがそんな感じ。
特に後者は図書館を中心としたコミュニティって感じの規模なので、実際どんな風になるのか実物を見てみたい。

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会期はいずれも5/22まで。
入場料は各600円。共通券は1000円。

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