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写真誌/『風の旅人』

kazegenesis東京滞在でよく利用するホテルの部屋に何気なく置かれている雑誌、それが、私と『風の旅人』との出会い。

ユーラシア旅行社が各月(偶数月)で発行しているA4サイズのグラフ誌で、世界各地と日本の、自然、都市、人間をとらえた数々の写真とちょっとした読み物からなっている。上の写真は今出ている13号から、セバスチャン・サルガドの「GENESIS」。

単純に、写真で切り取られた光景の美しさに旅心を刺激されるうえ、本としてのまなざしに一本筋が通っていて、それが私にとって心地よく刺激的なものであるため、時間があるときは隅々ページをめくることもある。

このホテルはビルの14~17階が客室になっているタイプ。オフィス街のため夜や週末は静かなものだ。中空に宿泊者が24時間自由に使えるラウンジやパティオがあって、ちょっと手に取れる本が置いてあったりする。そうそうそうやって時を過ごすこともないのだけれど、都心にあってちょっと滞在型の気分も味わえるというのが気に入っている。ミニマムかつ上質なサービスと、自然環境や野生動物保護への関心を織り込んだ備品類も気に入っていて、その一連のたたずまいの一つがこの雑誌でもある。

特に地方にいると、書店で置いているというタイプの雑誌ではない。通販や定期購読で手にすることは容易だけれど(各号1200円、定期購読は年間6冊6000円。すべて送料込み)、家に紙物をなるべく増やしたくない私としては、陽射しが射しこむ図書館でぱらぱらめくれたら一番いいのだが・・・。
当面はあのホテルでのお楽しみということになりそうだ。

今回の部屋に置かれていたのは10号。特集はメコン川流域の風景で、中国、ラオス、カンボジア・・・いろいろ素敵だったけど、私はやっぱり緑の棚田の景色が大好きで、雲南省の広大な棚田の写真はもう、そのページだけ頂きたいくらい魅力的だった。
shimokita2やっぱり中国は大きいなあ。

10~11号連載の浅井愼平さんの下北沢の写真(右)も、鮮やかな色に生活感があって、その街の空気が漂ってくるみたいだった。
どんな風にあのちょっとごちゃごちゃした通りにたたずんで、こんな写真を撮ってるんだろう。

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