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ALK2005シンポ@シアター21

ALK2005都市中心部の空洞化というテーマは、金沢城&その周辺の大きな空間と人口を構成していた金沢大学、そして県庁が移転した金沢にとっても大きなもののようです。再利用はいろいろ考えられているものの、大学の建物が取り払われて随分たつ金沢城もまだまだ空き地ですしねえ。

「創造的な街づくり」ということで人や組織をつなぎたい、ということで企画されたArt Link Kanazawa(ALK)のプレイベントとして行われたシンポジウムに行ってみました。主催はNPO「v.i.v.a.」。

開始早々登壇時にv.i.v.aの小津さんがコケるというハプニングにより和やかな雰囲気で開始。
ゲストパネリストの方々は馬場正尊さん塚本由晴さん竹内昌義さん梅林克さん
梅林さんののっぽな町屋のデザイン、それがにょきにょきしてる京都の街はヴィジュアル的にすごくおかしかった。

馬場さんのR不動産はとても魅力的。私が近隣環境としてとても重視する「水辺」というのもちゃんと家探しのジャンルの一つになってるのです!

金沢の町歩きをしてその4人がとらえたちょっとおもしろい、他では見かけない光景が紹介されたのですが、それで是非行ってみたくなったのは、すごく背が低い飲み屋街
梅林さんは、京都と比べても金沢はスケールが小さくつくってあると言ってましたが、ホントに、ドアの高さが目線くらい、天井も普通にたったら頭がぶつかるようなサイズの軒がいくつも連なった飲み屋街、しかもかなり庶民派なやつ、が木倉町通りのちょっと片町よりにあるのです。きっとガリバー気分が味わえることでしょう! たぶん夜はかなりあやしげ~っぽいので、ワークショップの方たち同様昼間お散歩に行ってみようかと。

金沢にいるというとだいたいうらやましがられますが、そういう人の持っている金沢のイメージは、「お城」「兼六園」「茶屋街」「武家屋敷」「新鮮な海産物」くらい。いくつかとても有名な定番があって、観光コースとしてもそこをまわったらもうおしまいという感じな気がしますね。例えば横浜や神戸などは商店街だったりある通り自体が名所だったりして、そこをぶらぶら歩いて、いろんな景色に出会ったり、お店と出会ったり、人と出会ったりすると思うのですが、金沢はどちらかというと、観光ガイド通りの景色を確認するっていう傾向が強いのかもしれません。

私は知人がきて案内するときは中心部は歩くのですけど、東茶屋のある橋場から近江町市場までの尾張町の通りなどは、歩いていると老舗やおもしろい趣味のお店などいろいろあって、のぞいてお店の人と会話しても、店構えを見るだけでもあーだこーだと楽しめるのですけど、普通の観光だとバスや車でワープしてしまうことの方が多いんじゃないでしょうか。で、おみやげもデパ地下や駅のショッピングセンターのおみやげ物好適品大集合!みたいなところで済ませてしまう。

住んでると、観光地にはそうそう行かなくなり、裏通りを歩いてみたり、いつもとは違う角を曲がってみたり、そうやって微妙なおもしろさや発見を楽しんだりするものです。しかし、そういう土地の生活感のある金沢を歩くのは、けっこう難しい。引っ越してきて感じたことですが、道はまっすぐじゃないし、一方通行は多いし、その上標識があまりないし、知ってる人じゃないと通れない道が山のようにあるのです。迷うことを楽しめる余裕は、いつでもあるわけではないので・・・。地元の人にいうと、「わかりにくいですよね~」と100%同意してくれますが、それを新たしく来た人や通りすがりの人にもわかりやすいように変えたほうがいい!という気分には全然ならないみたい・・・。

で、シンポの当座のまとめとしても、そういうまだ秘められている楽しみ方をもっとうまく見せていこうよ、そんな感じの〆でした。

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Comments

こんばんは、necoさん。
necoさんは金沢に住んでいらっしゃるんですね。私の田舎に近いんですね。シンポジウムの記事とても参考になります。私も興味があるので。またあとで、よく見させてもらおうと思います。単なる観光地ではつまらないですよね。住む人たちが楽しめる街になったらなあと思います。

Posted by: frugel | Apr 12, 2005 at 01:18 AM

frugelさん

福井ご出身なんですよね。観光地としても、もっと今までの概念を超えて惹きつける、何度も訪れたくなるような、奥行きのある金沢を演出して行きたいみたいでした。人それぞれ、時々の楽しみ方とか、味わいに対応できるような感じでしょうかね。

Posted by: neco | Apr 12, 2005 at 08:51 PM

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