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金沢:坂と川がめぐる街を歩く

saka

坂のある景色って、好きです。登るのはきらいだけど・・・

金沢といえば、兼六園やお城、武家屋敷に茶屋街なんてところが有名観光スポットですね。
でも、水辺好き、小道ぶらり好きな私のおきにいりは、川っぺりのお散歩です。

街中でもちょっと大通りをはずれると用水路が流れていて、家やショップの玄関も、用水路の上にかかる橋を渡って、なんて風情ある光景が普通にころがっているのが金沢のよいところ。人の暮らしと水がとても密接なことを感じます。
そんな金沢の街の暮らしと景観づくりに大きな位置を占めているのが、犀川と浅野川という2つの川。
お城を中心に考えると、東に流れるのが浅野川、西に流れるのが犀川。そして、浅野川を渡ったところに東茶屋街が、犀川を渡ったところに西茶屋街が位置します。

浅野川の方は、兼六園から東茶屋街に向かう道すがら、通る人も多いでしょう。
古い木造の橋もかかり、昔ながらの家並みが縁を彩る情緒ある景色が広がります。日が落ちて、街灯や茶屋の灯りがともり始めた主計町の景色は、それはそれは美しく、よく観光ポスターにも使われるほど。
水辺好きな私としては、東茶屋街以上にここの景色がぐっときます。
小説の舞台としてもよく登場するので、文学好きの人は、いろいろ思いを馳せることもあるのかもしれませんね。
以前はここで、友禅流しの光景も見られたとか。

hashi
犀川の方は、もっと日常的な顔の川。街の中心部より上流の橋から海側を眺めると、川を挟む台地にかけてのびっしりの家並みとともに、川の流れる方向に立ち並ぶ高層ビル郡が望めます。そして、川の両岸は芝生が美しいお散歩&サイクリングコース、公園などが整備されています。
中心部の香林坊・片町エリアから寺町方向に向かうと出会うのがこの川ですが、寺町界隈まで観光に来る人はかなり少数派でしょうね。この界隈から川に下る急な階段のいくつかは観光コースとしても整備されていて、ガイドブックにもお散歩コースが紹介されたりしてるので、ひなびた感じがお好きの方にはこれもまた良しです。いい感じのレストランなんかも川縁にぽつぽつありますしね。

冒頭の写真含め、ここではもうちょっと上流、住宅街の中から地元民の憩いのスペース、公園へとおりていく坂道からの景色をご紹介。

kudariこの坂道を下ると公園です。週末は家族連れ、ランニングやサイクリングを楽しむ人々、犬のお散歩をする人々などでかなりにぎわいますが、平日は、保育園の子どもたちの声が響いたり、ベンチでひなたぼっこをするおじいさんがいたりと、ほんとにのどかな景色が広がります。

tsubaki春は桜がとっても美しいのですが、今は椿。坂道の途中にある家々のお庭でも、椿が美しい季節になりました。
坂の上から眼下に広がる街並みの美しさも好きですが、川縁で出会う花々、普通に暮らしている人々の様子に、かなり癒されて、当たり前のことを当たり前に幸せに思えたりする、お気に入りのスポットなのです。

mukougishi
橋を渡り切ってから来し方を望む

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Tracked on Jan 08, 2005 at 12:07 AM

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