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ナイロン100℃「消失」に寄せて

とても大切な誰かが
何の前ぶれもなく
この世から消えてしまったら

その消失を受け入れるには
どれだけの時間が必要なんだろう

消失をなかったことにするには
どれだけの犠牲が許されるんだろう

「いっそ自分が消えてしまえばよかった」
そんな思いは
どうしたら癒せるんだろう

どうせ誰だっていなくなるにしても
君がいない世界は僕の世界じゃない

実体と 認識の 不一致

そうさ
認めなくたって痛いよ

でも
認めてしまったら
僕の世界は終わるんだ

だから
ほかの何を犠牲にしても

ホントウじゃなくても

僕の世界の君は
 絶 対 に
誰にも消させないよ


(公演は12/26まで紀伊国屋ホールにて)
ナイロン100℃公式サイト

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Comments

 ナイロン100%知ってるんですか。いつから知ってるんですか。ケラは知ってるんですか。チラッと見たことありますけど「走れ、メルス」。野田秀樹さん演出みたいですね。ケラは「有頂天」のケラですよね。僕はいなかで高校の頃、音楽雑誌で「有頂天」と言うアマチュアバンドの記事見たことあるんですけど、もしそれが本当だったら、随分長い芸歴と言うことになるけど、本当なんですか?ぜひおしえてください。

Posted by: ハルズ | Dec 19, 2004 at 04:31 AM

おおー。有頂天でケラを知ってる人発見ですな。そう、そのケラです。私が有頂天の「ビジュアル系ボーカル」の彼を知ったのは大学生の時です。先輩がファンで、大槻ケンヂとか、ケラとか、よく見聞きしてました。

その後ケラがケラリーノ・サンドロビッチとなって芝居の脚本書くようになってから、その舞台を初めてみたのは98年のことだったかな。いやー、そのとき最後に舞台に出てきて挨拶した彼を見たときはちょっとショックでしたよ。10年ぶりにしても、あのかわいい彼はどこにいったんだ~!!!って。まあ、お互い年もとったんですが、それ以上に、歌舞伎や商業芝居役者ばりのメーク効果だったんでしょうな。

彼の芝居は好き嫌いあると思いますが、一度ごらんになってみてはいかがでしょう。多作でいろんなところに作品提供してますが、やっぱりナイロンでの作品がパンクロッカーの彼のイメージを持ってるひとにはいいかもと思いますよ。音楽や映像の使い方もセンスいいし。

Posted by: neco | Dec 19, 2004 at 11:20 AM

 劇団ナイロン100℃(100%と間違えてました)。いいですねー。ケラ。(さんかな?)多才でいろんなことやってますね。「消失」ってどういう意味ですか?「死」ですか「死」と消失は違いますよね。死は「消失」ではない、悲しい感情も含めいろいろなものを僕らに残す。逆に何も感じなくなったり、世界を失う事の方が本当の意味で「死」と言えますよね。人はそれぞれ失いたくないものたくさん抱えてますよね。自分がそうであるように他人にも同じように失いたくないものはある。自分の「消失」には敏感でも、他人の「消失」には気付いていない。最近良くそんな事が気になって、自分を省みたりもします。出来るなら自分が何かすることで、他人が「消失」するような事態はなるべく気をつけて避けたいと思っています。誰かが亡くなったようなときにも、何ですが、僕は「死」や「消失」に思いを傾けるよりも、そんな時でも「どう生きるのか」の方が大事なんだと思います。
だいたい人生において、「消失」と言う言葉に出会うのは、特殊な場合を除いて殆ど無いと僕は思います。それは「消失」と言う言葉がかなり主観的な要因によるところが多い言葉だからと言う訳です。長すぎました。 有頂天活動始めたのやっぱり’82年前後みたいですね。でもそうすると僕より3つも上だな~。僕は逆に3つぐらい下だと思ってたのに。

Posted by: ハルズ | Dec 20, 2004 at 01:42 AM

この作品で扱ってる「消失」は「死」なんだけど、ハルズさんがいうように、物理的な死と、関係性の上での主観的な死は一致しませんよね。そのズレから生まれる悲劇を描いた作品って言ったらそうはずれていないかな。
手術で手足を切断した人は、しばらくなくなったはずの手足の感覚があるって言うじゃないですか。そういうどうしようもないズレに対して、主観に現実をあわせようとすることもありえるだろうけど、義手や義足にとどまらず、人間の存在そのものならどうなんだろうか、とか。
人間の記憶はコンピューターのデータのように消去したり、書き換えたりはできないものだけど、最近それがそうでもなくなってきてるような怖さもあり、そんなことも関連してるかな。
非現実的に現実の痛みを突きつける、そういうのも芝居のおもしろさですよね。

Posted by: neco | Dec 21, 2004 at 06:26 PM

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